休むのは、悪なのか?
病人な節約系ミニマリスト、日野成美です。
うつ病をヨイコラセと背負って16年。
これでもかなり快方にむかい、一時期よりも収入は倍増しています。
在宅ワークで主に稼いでいるわけですが、私の最大のジレンマは!
だるくて眠くて作業ができない。
もう、重力がキツくて、横になりながら原稿などを書く、という始末。
家にいると布団に入ってしまう事が多いので、カフェに出かけてしまう。
ああわたしのラテマネー!ああ!

罪悪感。
病人が休むのはそもそも、いけないのか?
一般論では済まない、病人の働き方についてのおはなし。
働かなきゃいけない時に休むのは、悪?
本来は自己管理として「正解」
「つらかったら、休めばいいんだよ。」
セルフマネジメントとして、休息は一番重要な事項です。
ふつうは休めばいいんです。ジャンジャン休んで寝てまた元気になりましょう。
しかしもろもろ覚悟の上であえて叫びたい。
それは、健康な人の、言い分ですから!
病人にとって「休む」とは、そんな甘っちょろいものではない。
元気になるまで休んでいたら、私だって本気で、1年のうち360日くらいは眠ってすごすことになるでしょう。
しかし休む行為は、いつしか絶望にもつながります。
働いてお金を得たいのです。
休んでも休んでも良くなりづらいのが、慢性の病気というもの!
寝て治るなら、いくらでも寝るんですよ。
治らないんです!!
あと「病は気から」って、アレ「気持ち・気分」って意味じゃないですから!東洋医学的な意味での「気=エネルギー」のことですから!
休養は大切ですが、
休養していると、生きているっていう実感がわかない。
休養だけでは、なにもできるようにはならない。
そもそもが休息って、楽しいことをして気分を良くし、自律神経を整えることも含まれます。
適度に活動することも、治すための行動の1つ。
しかしこのバランスがものすごく難しいものなのです。
「できることをやる」
という判断すら難解なのが、慢性の病気というものなのですよ。
病気ってめんどくさい。みなさんちょっとおかしいナと思ったら病院へ!
病人の働き方、その現実
布団があると、だるいので、すぐ「寝ちゃう」
頭ぼんやり、集中できない、体フラフラ。
私は自律神経がよろよろなので、1年中、風邪をひいているようなものです。
在宅ワークは、在宅なので、家で仕事をします。
家には布団があるじゃないですか。ベッドや、ひょっとするとソファも。
横になっちゃうんですよ。
重力に逆らって座ったり立ったり、本当につらいんです。
すると自分が「怠けている」と考えはじめるようになります。
これがまた、大変。
起きていられる時間が、ない。
私の稼働時間は、主に午前中の2時間。午後以降は横になりながら執筆する形です。
通常は「起き上がって働く」のが、だるすぎて、座るのもつらい。
それが病人です。生きてるだけでエラすぎる。
しかし、働くことはよろこびです。
お金をいただける労働を提供することは、すばらしいことです。

必要な収入額の最低ラインを把握しておく
「とにかくコレだけ稼げば死なない」額は?
私の場合は、平均して月12万円で生活しています。これを確保できればOK。
受給できる障害年金が、1ヶ月に7万円。
5万円稼げば、その月のミッションをクリアーです。
5万円というと、1日に1記事(3000円)、16日間稼働すれば稼げる額。
あ、あとブログのアクセス数が2万PVを超えたら、なぜかアドセンス収入が爆上がりしました!これで月1万円収入の夢が近づきます。
その気になれば、特別費をまかなうことができれば月10万円で暮らせます。

「コレだけ稼げば大丈夫な額」を最初に把握しておきましょう。
病人でも幸せに暮らすためには?
幸福に暮らすためには、多いお金やたくさんの友達や、
いわば「リア充」の条件を満たしていることはかならずしも不可欠ではありません。
生きがい。
毎日が楽しくなれる要素が必要です。
ただ働くだけではなく、楽しく日々をすごすことも大切なのです。
そのためにはお金が必要であり、稼ぐよろこびが要ります。
人生の楽しみや、これからの生きがいを考えながら過ごせるといいなと思いつつ、日々を過ごしていますが……。
でも休むことは、セルフマネジメントとして、生きがいのためにも大切。
なんだか毎日ジレンマですね。
自分を追いつめないのが、一番の「療養」
結局のところ、生きていくにはお金が必要です。
生きている実感やたのしさを得るには、働くことが大切だと私は思います。
自尊心を高めるためにも、少しでも稼げるといい。
でも、まじめな人ほど病気になりやすく、
まじめな人ほど自分を追い込み、追いつめやすい。それは事実です。
どうすれば、追いつめずに済むのか?
どうやったら、人生を楽しく送れるのか。
それを考えたときに、
働いてお金を得ることと、体をいたわって休むバランスは難しいことですね。
ワーカホリックの休み方については、こちらの記事も!

ではまた明日ネットの海で!
投稿者プロフィール

- うつヌケフリーライター/節約ミニマリスト
-
「今あるお金を、楽しく。」
14歳で重度うつ病と診断。17年間の療養生活を経て、2020年の現在はほぼ寛解。
中卒、高卒認定試験、通信制大学、障害年金、月10万円一人暮らし。
小説や本を愛しすぎて、ライターへ。
現在は専業ライターとしてSEO、コラム、セールスライティングなどを担当。
ブログ「ことそこ!」は病人な節約ミニマリストとして開始しました。
現在はお金を楽しく回すブログとして運営中です。
お仕事のご依頼はメールフォームからお気軽に。
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