貯金したとして、何に使うのか問題。
病人な節約系ミニマリスト志望・日野成美です。
目的がないと貯金は成立しません。
なんか漠然と「貯金しなきゃ」だと、貯まらないのです。節約家たちの間ではキホンとして扱われる事柄ですね。
私とかね!!
日々の生活であんま欲がないものだから、そして月10万円生活というウルトラ節約系ミニマリストなもんだから、収入がヤバくて赤字はかなり回避できてるけど、貯金まで手が回らない!
今日は、貯金というものについてをつらつら。
貯金って必要、なんですかね。どれくらい、あればいいんですかねえ。
【最初に】貯金の使い道
老後資金(夫婦で2000万円)
仮に、30歳の時から65歳まで毎月老後資金を貯めると考えると、
2000万円÷420ヶ月=約47,000円
実際はもう少し少なくすむでしょう。
2000万円という額はあくまでも、それなりの所得がある世帯が、
その生活レベルをある程度まで保持するために、年金額を補填するための貯金額。
ボーナスなどの臨時収入をまるっと貯金に回すとしても、結構な大変な感じですね。
……なるほどこれだから問題になったんだな( 今 更 )。
いざという時のための予備費(月収の半年〜1年分)
私は月に12万円で暮らせるので、最低72万円あればクリアです。
これは病気やケガなどで一時的に働けなくなったり、退職・離職のあいだに収入がない間のつなぎとする目的。
私は障害年金が月7万円受給できる形ですが、
それでも月の平均支出額の半年分・72万円は最低確保しておく額という意識は持っておいたほうがよさそうです。
1年で貯めるとなると、月60,000円。
3年で貯めるなら、月20,000円の積立です。
結婚資金(ミニマム50万円)
結婚するとなににかかるか!
結婚式は別にいい。あんなもんいくらでも安くあげられるし、なんならやらなくたっていい。
ソレ以前にいっしょに暮らすとなると初期費用が色々かかると思うのです。たとえば!
・引越し費用(5万円)
・両親顔合わせ食事会など(5万円)
・家具家電を揃える(30万円)
・敷金礼金(10万円)
ものすごく安く見積もって、結婚資金には50万円。
1年で貯めるとなると、月に約4200円の積立が必要ですね。
「所得の20%を貯金に回す」と仮定して逆算すると!
これら3つのために必要な貯金額は、71,200円。
これを、1ヶ月の所得の20%と逆算します。
71,200円を貯めるためには、
356,000円の所得が必要という計算になってしまいました!
日本で30代の年収平均は355万円。月にならすと21万円。
年収300万円以下の日本人は全体の40%!
( ゚д゚)ポカーン
仮に、夫婦で1ヶ月に必要な生活費をミニマム18万円と仮定しましょう。
必要な所得(貯金額を引く前の金額)は、251,200円!!
:(;゙゚’ω゚’):
低所得の貯金なるもの
日々を生きるのに必死な低所得マン
私は月12万円前後で生活しています。
体調が悪い中、なんとか、ほうほうの体で横になりながら文章執筆。
目の前の生活の収支をつぐなうのが精いっぱい、というのは確かです。
毎月の医療費もファビュラス。婦人科の薬ェ……。
それなりに気晴らしもなければ生きている甲斐がないというものですし、作業の場所代としてそれなりにコメダとかカフェにも行きたい。
古着でいいから服もほしいな。
充実した生活を日々送っていますが、
わりと日々、必死です。
フラフラ体を抱え、収入を増やすのにも四苦八苦。
貯金どころじゃない。
貯金どころじゃ、ない。
あればあるだけ使っちまう「パーキンソンの法則」
パーキンソンの法則とは、
「支出の額は、収入の額に到達するまで膨張する」という法則です。

要するに、あればあるだけ使っちゃうのは人間の本能のようなものとして、当たり前なんです!
だからそれを認識した上で、セーブする必要がある。
われわれは、あればあるだけ使う生き物です。
なので「収入が上がったら貯金する」は成立しない。
そして、だからこそ「先取り貯蓄(天引き貯金)」が効果的とされます。
この法則は念頭に置いておきたいところですね。
「貯金どころじゃない」という考えがどうしても、ある
日々を月10万円で生きる――。
低所得なら、貯金どころじゃなくて当たり前だよね。
という考えは、自分も他人も持ってしまいます。
いや厳しいのは事実なんです!!
でも!
ここでコメダをがまんすれば、半年後にラクができるかもしれない。
服を買うのをこらえて手元のもので満足すれば、
ぼちぼち寿命の電子レンジを買い換えられるかもしれない。
これからの生活を考えれば、節約して貯金することは不可欠です。
貯金すれば明るい未来が待っている。
無理やりにでもそう思う必要があるでしょう。
復唱!
貯金すれば、明るい未来が待っている!
「貯金体質」に必要なこととは
貯金の先の幸せなビジョンを描けるか
正直、老後って言われてもあまりピンときません!
節約や貯金の成功・不成功を左右するのは、想像力です。
どんな生活を送りたいのか。
どのような楽しい人生を送りたいのか。
そして、この先どんなピンチが待ち構えているかもしれないか。
たとえ何も思い浮かばなくても、
月収の半年~1年分をミニマム貯めておくことは重要でしょう。
それだけあれば、急な医療費などもまかなえます。
充分な収入があること
一番必要なのは、
貯金しても破綻しない収入があることです。
私は月12万円あれば暮らせるので、
あと2万円の増収が短期目標、といったところでしょうか。
もちろんパーキンソンの法則から考えれば、収入が増えたからといって貯金ができるわけではありません。
しかし極端な低所得・低収入の場合は、そこから脱却することが貯蓄への一番の近道でしょう。
「貯金ができる仕事の姿」~キャリアプランも考えると良いかも
私はまず、体調を良くすることが最大最高の目標なわけですが。
それを踏まえて、「貯金がちゃんとできる仕事の姿」を考えました。
・現在の生活費平均 12万円
・たとえば次の年金支払い 約10万円
→約17000円~2万円、毎月貯金
☆毎月14万円の収入があればOK
~現在の収入は~
・障害年金2級 7万円、がベース
→プラス7万円を稼ぐ
あとはこの7万円をどのように稼ぐかですが。
ライティングやブログ、その他文筆業でコツコツ書いて稼いでいくのが一番の近道ですね。
そのペースを得るためには、やはり体調を……ry
ぐぬあああ。
口座にとりあえず「100万円」をキープできているようにしておけば!
なんだかんだで「100万円」貯蓄口座にあればOK!
これを大金ととるか、そこまででないと考えるかはその人次第ですが……。
ちなみに私の年金は年72万円程度。いわば年収以上の額なので、日野的には100万円はマジ大金です。
「安心要素」として、口座にいつも100万円がある家計。
まずは、めざしていきたいものです。
ではまた明日ネットの海で!
投稿者プロフィール

- うつヌケフリーライター/節約ミニマリスト
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「今あるお金を、楽しく。」
ふつうに豊かに暮らしたい、と好景気を夢見てきた元うつ病人平成元年生まれアラサー。
No.1セールスライター・コンテンツライター・Webマーケター
特技は「雑誌のキャッチコピーを読んで、狙っている読者層と記事スポンサーを当てること」「狙った読者層をネクストアクションに誘導する文章を書くこと」「ひらがな・カタカナ・漢字の使い分けの解説」
14歳で重度うつ病と診断。30歳のとき、なけなしの貯蓄口座残高50万円を全額セルフケアに投資して、17年間戦ったうつ病をわずか1年半で克服しました。
以後、今あるお金や資源を有効活用するPDCAを回すことが得意に。
月10万円一人暮らし時代を経て、現在は夫(分析担当)といっしょにフリーランスのセールスライター・SEOライターとして活躍。
「ふつうに豊かに暮らす」の難易度がエクストリームモードの現代において、お金を楽しく回すためのメソッドを発信するブログとして運営中です。
「商品が売れるセールスレターがほしい」「CVR上げたい」「お金の稼ぎ方を知りたい」など、ご依頼はメールフォームからお気軽に。
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